ヘナおすすめします

ヘナとは

ヘナは、インドで取れる植物で、ローソニアという色素成分が染料になり、髪に染めると100%天然のヘアカラーになります。
カラー剤のイメージが強いと思いますが、実際はこのような葉っぱなんですよ。このローソニアが染まるというより髪に絡みつくんですよ。

ヘナの葉っぱ

ヘナは、インドで採れるているのを扱っています。
インドのラジャスタン州で採れたのを使っていますが、特にラジャスタン州ソジャト村で採れたのが最高品質と言われていて、それを使っています。同じインド産のヘナでも地域が違うと染まり具合が違っていたりします。

ヘナ収穫

ヘナ収穫のおじさん

ヘナ収穫と牛

 

また、それらのヘナの葉っぱの一番摘みで茎や枝を取り除きなるべく葉っぱのみを乾燥させてパウダーにしたのを使っていて、短時間できれいに染まり栄養も豊富で頭皮と髪にもいいんですよね。

エコノワヘナ社長もインドで収穫お手伝い

当店が扱ってるヘナメーカーの社長もインドに行ってヘナの収穫手伝ってる様子です。
実際にインドに行って、良質のヘナを確認しています。とっても信頼のおける会社だと思います。すごい。

太陽と大地のヘナ エコノワ さん、写真ありがとうございました。

 

ヘナをすることで

ヘナ塗ってる写真

 

ヘナをすると

  • 髪が染まる
  • アルカリカラーと違い、天然自然の物なので髪が傷まない、アルカリカラー後のかゆみ等がない
  • 髪にハリコシツヤが出る
  • 頭皮がスキャルプ効果で、スッキリする。フケかゆみが解消される。アレルギーの人にも良い

などあります。
基本は、ヘナ塗り一回ではしっかりと髪にヘナが絡まないので、できたら3回短期間に続けてやっていただくと、とてもきれいな髪になっていきます。

ヘナカラー仕上がりツヤ1

光の加減もありますが、手触りとツヤがすばらしい。

 

ほかにもメリットがありますが、デメリットも少し。

  • 白髪にしか染まらないので、黒髪は黒髪のままです。明るくはできません
  • 1日でしっかり染まらない
  • パッチテストを極力お願いしてやってもらってます
  • 色味のチェンジができにくい
  • アルカリカラーより時間がかかる

などがあります。ほかにも経皮吸収があり、デトックス効果があると言われています。

そんな悩みの人にヘナはおススメです。

ヘナカラーを楽しんでみよう

 

アルカリカラーとヘナカラーの違い

ヘナは、髪のキューティクルにからみつき髪をコーティングしています。
ヘナのローソニアの成分が髪のたんぱく質に絡みつきます。メラニン色素の分解などは起こらないため、髪が傷むことなく自然のままに染まります。脱色の効果はありません。

アルカリカラーは、酸化染料剤というのに分類され、オキシは脱色染毛の作用をおこします。元々あるメラニン色素を脱色してメラニンを抜き新たに染料をいれるということになります。明るくする効果はあります。
そのときに髪のキューティクルを開くことでキューティクル構造が壊され結果としてパサつき切れ毛が出てくるのです。
ちなみに当店のオーガニックカラーは、このキューティクル構造の破壊を極力抑え、頭皮の保護をするというカラーなのです。
なので、髪の傷み軽減するということです。

 

ヘナと通常のカラーの違い

一覧表にしてみました。→→→→

ヘナ 通常のカラー マニキュア
トリートメント効果 ×
色もち × ×
髪質改善(ハリコシ) × ×
髪へのダメージ ×
頭皮への刺激 ×
健康への影響 ×
ツンとした臭い ×
環境への負荷 × ×
施術者への負荷 ×

 

3ヶ月(3回)ヘナを続けると見違えるような髪に生まれ変わります

 

ヘナが髪をきれいにする

 

天然ヘナとジアミンヘナの見分け方

基本的に天然ヘナに色味でブラックはありません。黒っぽくはできるのですが、基本は茶色です。

ジアミンヘナは、過去に流行したことがあって、黒い染料が混じってるヘナになります。そちらの方が色のバリエーションはあるし時間も短縮できますが、天然ヘナのような髪のツヤは出ません。
ハリも出ません。
またジアミン入りということで、毛染めアレルギーの人が間違って塗るとかぶれたとトラブルになったと聞いています。

マキ店長マキ店長

私たちは、ヘナの匂いである程度分かりますが、天然ヘナはとってもよい匂いがします。抹茶のようなとても癒される匂いです。ジアミン入りヘナは、それほど変なにおいではありませんが、100%天然ヘナと比べると落ちます。100%ヘナが抹茶としたら、ジアミン入りヘナは雑草か土の匂い、それくらいの違いです。

 

アルカリカラーのメリットデメリット

アルカリカラーのメリットは、色が豊富。明るくできます。

デメリットは、髪のダメージがどうしてもあり、傷む、パサつく。などがあります。他には、発がん性や催奇形性、接触性皮膚炎などの強い毒性があります。
1剤2剤混ぜることでのアルカリカラー特有のアンモニアガスが発生します。

お店では実際にアルカリカラーもしていますので、否定ではなく仕方がなくこのような状態ではあります。
そして当店のオーガニックカラーは、その痛みを最小限にする技法になります。

詳しくはこちら→ オーガニックカラー

ちなみに、マニキュアのメリットは、色がカラフル、デメリットは頭皮につけれない。色落ちがします。

注意点

ヘナをするうえでの注意点は、パッチテストは必ず行うようにしています。
アルカリカラーは大丈夫でも、ヘナでかぶれることもあるので、必ずパッチテストは行います。

パッチテストは、腕の内側にヘナのブルーとナチュラルオレンジを塗って、30分おいてみてみます。あと、ふき取って48時間経った状態で何もなければ大丈夫。

そして、ヘナをした後2~3日はシャンプーをしない。ヘナは2~3日かけて染まり続けるので、できれば天然由来のシャンプーを使いましょう。

またしばらくは、汚れても良いタオルを使いましょう。

アレルギーについて

実は、当店でもヘナかぶれを起こしてしまったことがありました。その当時はパッチテスト30分のみ行っていて、48時間は確認していませんでした。ヘナを塗った後2日後に顔が腫れてしまったので、それ以降確実にパッチテストをするようにしています。

経皮吸収について

分子の小さい科学薬品は、皮膚から吸収されやすいと聞いています。
腕の内側が1としたら、頭皮は、3.5倍。おでこは6倍、頬は13倍の経皮吸収率だそうです。そして、頭皮からホルモン系の内臓につながっているので、女性の場合は特に子宮に蓄積されやすいそうです。

染まる仕組み

ヘナの粉を水で溶かし、ヘナペーストを作ります。それをたっぷり髪に塗っていって、必要ならば毛先まで塗ります。
ヘナの種類は、オレンジに染まるナチュラルオレンジ。それだけでは、オレンジだけですので、インディゴを合わせて塗ります。それがブルー。
オレンジとインディゴが、混ざってるナチュラルブラウンがあります。

 

ヘナ塗り

そして、数日かけて色がついていきます。なので、塗った直後はそんなに色はついてませんが。明るい茶色で10~11トーンくらいです。そして、徐々に色がついてきて最終的には8~9トーンくらいになります。

ヘナの種類

人によっては、発色具合が違ってきます。

ナチュラルオレンジ

ナチュラルオレンジ

ヘナ100%です。トリートメント効果が一番高いです。
染め上がりは白髪がオレンジになります。

ブルー

ブルー

インディゴ100%です。藍色の色素がある植物です。通常、ナチュラルオレンジと混ぜて使うか、2度染めの時に使います。仕上がりは、その時は緑色になってますが、2日くらいで濃い茶色になります。

ナチュラルブラウン

ナチュラルブラウン

ヘナとインディゴとハーブをブレンドしたものです。色はほんのりブラウン(茶色)になります。
いったんグリーンに染まりますが数日で茶色に変色します。
トーンを落とすことも可能です。

基本は、ナチュラルオレンジとブルーを混ぜて使います。
配合比率はその方の白髪量によって変わります。
どちらかというと、半々か、2:1くらいの比率が多いです。

クリア

クリア

無色透明のヘナです。毛先の色を変えたくないときや、トリートメントとしてお使いください。

他にも、色味調整用のブレンドしてあるヘナがあります。

白髪が多い場合は、2度染め

白髪をしっかり染めたい場合はヘナとインディゴブルーの2度染めになります。
初めにナチュラルオレンジを塗って、流して次に根元のオレンジのところにブルーを塗ります。いったんグリーンに染まりますが、数日で濃い茶色の変化します。
天然100%でしっかり白髪を染める唯一の方法になります。

ナチュラルオレンジで塗った状態です。
白髪のオレンジがすごくきれいです。

ナチュラルオレンジで塗った感じ

これにオレンジの部分にブルーを塗ります。
毛先までブルーを塗ると毛先が黒くなりすぎてしまいますので、オレンジの部分のみ塗ります。

2度塗り仕上がり

根元のオレンジ部分にブルーを塗って流した状態です。
緑色になってますが、2日くらいで濃い茶色になっていきます。

2度塗りの仕上がりその2

こちらも2度塗りの仕上がり画像です。こちらは髪全体白髪が多く、前の写真より髪が明るい茶色になってます。根元は緑色ですが、2日後に良い感じで染まります。

 

ヘナのメリット、デメリット

まずヘナは自分で塗ることができます。白髪が気になる方や頭皮をスッキリと健康にしたい方におススメ。3回続けて塗るとハリコシがしっかりと出ます。
元々、インドでは治療として頭皮の炎症を抑えるために使用されていた生薬(ハーブ)なので、頭皮トラブルの改善に効果が高いです。

デメリットとしては通常のアルカリカラーと違い、希望の色味は出せません。その人本来の髪の色になると言われています。
白髪が多くない人は、さほど問題ないですが、白髪が多いと2度染めをしないと色が暗くなりません。その分、少し時間がかかるりますね。

ヘナショックについて

傷んでる髪にヘナをすると一時的にヘナショックといわれる今までコーティングされてる成分が取れた状態になります。短期間で3回ほどヘナをするとヘナ髪になりツルツルサラサラハリコシが出る髪になりキシみも感じなくなり、続けるうちにどんどんツヤ髪になります。

 

発毛に効果がある?

ヘナには発毛の成分は入っていません。
ですが、アルカリカラーを続けていると必ず髪がやせ細ってしまうのと、頭皮の荒れからくる炎症も出てきます。

ヘナは、そういうことがまったくないので、マイナスの要因がないことで結果としてみると髪の退化は少ないと思います。また頭皮の健康が増すことで、髪がしっかりしてくるというのは実証済み。生えるとは言いませんが何らかの効果はあるかと思います。

 

ヘナの効果

  1. 髪にツヤが出る
  2. 髪にハリコシが出る→髪が丈夫になる
  3. ボリュームアップ
  4. ボリュームダウン(クセ毛の方)
  5. 頭皮がスッキリする。フケかゆみが解消する
  6. ヘナの最大の特徴は、ヘナで染めれば染めるほど髪にハリコシツヤが出るということ

です。ヘナを3回続けてやっていただくと髪が生まれ変わるのです。

まとめ

まとめというか、のちにパッチテストのやり方や、塗る動画、ご自分で塗る方法などを載せていきたいと思います。

とりあえずは仕上がり画像集でも。