ひげの手入れに必要なもの
ひげに手入れに必要なものとして
はさみ、かみそり、コーム、ヒゲトリマー(小さめバリカン)があるといいでしょう。
バリカンについては、短めにひげの長さをそろえるのに使います。3ミリから8ミリくらいまで長さを変えることが出来るバリカンがあるといいですね。
では、パターンに沿って説明していきます。当店での私の基本的なカットのやり方です。参考にしてみてください。ただ、このやり方が必ずしも正解というわけではありませんが、自分なりのやり方を見つけてみてくださいね。
多いパターンとして
- 口ひげだけの場合
- あごひげをバリカンで
- あごひげ、くちひげの場合
の説明をしていきます。
ひげの手入れの仕方
1、口ひげだけの場合
図1
図1のaのラインにコームをあて、コームからはみ出たひげをハサミでカットします。
aのラインは、唇と平行くらいがいいでしょう。そのときに、図2のようにひげの端に行くにしたがって短くしておきます。図1のc部分が長くなっていると垂れ下がったひげになってしまいます。
図2
aのラインをビシッとすることで、りりしいひげになると思います。
次に、かみそりでもう一度aのラインを整えます。さきほどコームからはみ出たところをかみそりで剃ります。
bのラインは少し整えるくらいでいいでしょう。中には、bのラインを上くちびるの半分くらいまで剃る形(ストレート)もありますが、こちらはお好みでいいでしょうね。
図1のcの丸で囲った部分で、ひげの端ですが、口の口角より少し外側くらいがいいでしょう。それ以上外側にいくとひげが長く見えてしまいます。基本は、生えてる形に沿ってですが、顔の形が四角い人はひげの端も四角く、三角顔の人は、三角にすると顔の形にあったひげの形になります。
2、あごひげをバリカンでカットする場合
図3
まずは、バリカンでひげ全体を3㎜~8mmくらいにカットします。
ひげが密集しているなら3㎜くらいで、そんなに密集してなければ5~6mmくらいがいいですね。そのあと、ひげの際をかみそりで剃って行きます。いきなりかみそりで整えるのは難しいので、ハサミである程度形を作っておいてからかみそりを使いましょう。
あごの下については、どこまで残せばいいかというと、図4のdのラインのように基本的にあごの骨があるところで整えたほうがいいです。あごの骨から喉の部分はいらないので剃ってしまいましょう。ただ、あごひげが薄めだけど生やしたい人には、図4のeのラインで残してみましょう。正面から見たときにひげが多く見えます。
図4
3、あごひげを長めに残す場合
図5
基本的に図5のようにあごのライン~えらのラインのfのラインに沿って自然に長くしていくのがいいです。
普段の手入れとして、ハサミでひげが伸びてきたなあとおもうところをチョンチョンとカットするくらいでいいと思います。本来は、コームを使って長さを整えていきますが、コームの使い方が結構難しいですが、練習してやってみましょう。
コツとしては、まずあごのひげの先端の長さを決めます。そこを基準にえらに向かってだんだんと短くしていくとやりやすいと思います。
その他のひげ
図6
6図の場合は、コームを当ててはみでたひげをカットしてください。または、バリカンで全体カットしてもいいでしょう(イチローひげ)。
あごの下は、4図のdラインを参考に。
このひげのポイントは、ほほのgラインです。このラインをきれいに作ることでシャープに見えます。また、このラインを顔に合わせて丸くしたり四角くしたりすることで、顔の形をカバーできたりもします。あとは、もみあげをちょっと細めにするとシャープに見えますね。
また、えら付近の形(gラインの外側)は、細くしすぎると普段の手入れで手間がかかりますので、無理に細くすることもありません。お好みでいいかと思います。
ひげカットの難しいところ
- 寝ているひげをコームで起こすこと
- そのコームで長さを調整してカットすること
- 鏡を見てやるので左右が逆になり初めのうちは慣れない
などを聞いています。
基本は練習しかないですが、長さを残す場合は、コームの使い方を工夫してがんばってやってみましょう。
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